売却
空き家になった古家をリフォームして売却した事例
【相談者様のお悩み】
今回のご相談者様は相続人である娘様からのご相談になります。
親から相続した実家をなんとかしたい。
売却、もしくは活用方法があれば伺いたいとの事でした。
【ご相談内容詳細】
ご相談者様は現在遠方に住んでおり、管理が出来ず固定資産税もかかって入る為負担になっているとの事でした。
ご相談物件は建物面積が約70㎡の木造2階建ての物件です。
築54年経過しており、売却するにしても大した金額にならないだろうとの事で悩んでおりました。
【解決に至るまでの流れ】
ご相談者様もしくはご親戚等が住まわれる事はないとの事でしたので、家は人が住まなくなると劣化が進みすぐに人が住めない状況になる事と資産価値も下がってしまうという事をお伝えしました。
こちらの物件は築年数が古く、そのままの状態では売却が難しい旨をお伝えした上で、以下のご提案をさせて頂きました。
・簡単な修繕をし、賃貸戸建てとして運用する。
・リフォームを行い販売活動する。
“賃貸戸建てとして運用した場合のメリット”
・入居者が決まれば安定した収入が発生する。
・思い入れのあるご実家を手放す事がない。
“賃貸戸建てとして運用した場合のデメリット
・賃貸経営をするに辺り、どのような責任が生じるのかしっかりと理解する必要がある
・管理責任がある。
“リフォーム後の販売を行う場合のメリット”
・家の中が新築と同等程度まで綺麗になるので、販売時の金額が上がる。
“リフォーム後の販売を行う場合のデメリット
・リフォーム費用がかかる
上記の賃貸戸建てとしての運用とリフォーム後の販売のメリット、デメリットをご説明させて頂いた所、ご相談者様は賃貸運用に関して自信がないとの事でしたのでリフォームを行った上での販売を希望されました。
その後、当団体所属のリフォーム会社で古家の水回り交換、床、壁の張り替えと間取り変更を行い、一般のお客様向けに販売を行いました。販売に関しては当団体所属の不動産業者で行い、解決に至りました。
【ご相談者様の声】
近隣の不動産会社には建物としての価値がなく、土地として売る事くらいしか出来ない、その場合お時間がかかる可能性がある事と解体費用が数十万円かかると伺っていた為困っておりました。
今回ご相談に乗って頂き、解決出来た事を大変嬉しく思っております。
ありがとうございました。
【担当者の一言】
相続で発生した物件を売却したいとの声は当団体にも多く寄せられます。
その中には今回のような築年数の古い古家の相談も頂きます。
土地としての需要がある地域の場合は解体し、更地にした上で土地としても販売出来ますが、今回の物件は土地としての販売が難しいエリアだった為、賃貸活用とリフォーム後の販売をご提案させて頂きました。
無事売却も出来ご相談者様に喜んで頂けた点が良かったです。
※本事例でご紹介しております売買・リフォーム等は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当団体が直接行っているものではございません。
予めご了承ください。
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一般社団法人士希の会が運営する「空き家相続サービス」では空き家を中心とした不動産の相続に関するコラムや解決事例を紹介しています。空き家になった不動産の利活用や売却もしっかりサポート!不動産相続の専門家を調べることができるので、ご自身に合った専門家を見つけることができます。
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