相続
管理・活用
売却
倒壊しそうな空き家を売却した事例
1.【相談者様のお悩み】
近隣の方からクレームが入ってしまった倒壊の危険がある空き家を早期売却したい。
2.【ご相談内容詳細】
当物件はご相談者様が13年前に相続で取得したもので、固定資産税は払っていたものの管理は一切していませんでした。当物件の全面道路は小学校の通学路となっており、崩れて子供たちや通行人に怪我を負わせてしまう危険性があるので処分して欲しいと近隣の方からクレームが入ってしまい、なるべく早く売却したいとの事です。
しかし、あまり費用はかけられないので、どうしたらいいかわからないと当団体所属の不動産会社にご相談頂きました。
当物件は築55年 3DKの木造2階建て戸建てとなります。
3.【解決に至るまでの流れ】
本来であれば、クレームが入っている状況ですので解体を実施するべきですが、ご相談者様の費用はあまりかけられないというご要望と、解体して更地としての販売をしてもあまり不動産流通の多いエリアではなかった事を考慮し、期日を決めて現況で引き取って頂けるお客様を探す事にしました。
しかし、建物の老朽化が進んでいる為お客様を探す事は困難でした。
そこで空き家を有効に利活用しているお客様へ修繕を行った後に、格安の賃貸戸建てとして運用するというご提案をして、売却に繋がりました。
賃貸戸建てとして運用するに辺り、物件周辺のエリア特性を調べた所、当物件の近くは工場や倉庫が多く、ファミリー向けの賃貸物件が少ない事もあり需要はあると思いました。
4.【ご相談者様の声】
近隣の方へご迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
相続した直後に動いておけば良かったと後悔しておりましたが、ご相談から売却までとてもスムーズで非常に助かりました。
あのような老朽化が進んだ状態で正直な所、解体するしかないのかなと思っておりましたが、まさか賃貸で運用するとは想像もつかなかったです。
担当して頂いたS様には大変感謝しております。
ありがとうございました。
5.【担当者の一言】
空き家に関するご相談は当団体へ数多く寄せられます。
活用予定の無い不動産に関しては早期に手放す事を推奨しております。
今回のケースのように、年月が経過し老朽化が進んだ家屋は非常に危険です。
倒壊し、近隣の方へご迷惑をかけてしまった場合は損害賠償請求等により、多額の費用がかかってしまいます。
住む予定や活用予定の無い不動産を取得された際には、放置する事なく速やかに専門家へご相談ください。
※本事例でご紹介しております売買・修繕等は、必要とされる許認可を持つ事業者の協力を得て行っており、当団体が直接行っているものではございません。
予めご了承ください。
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一般社団法人士希の会が運営する「空き家相続サービス」では空き家を中心とした不動産の相続に関するコラムや解決事例を紹介しています。空き家になった不動産の利活用や売却もしっかりサポート!不動産相続の専門家を調べることができるので、ご自身に合った専門家を見つけることができます。
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