高齢者に関わる問題解決をサポートする司法書士
50代や60代になると親の介護の問題や相続の問題などこれまで関係ないと思っていたことが自分の問題として直面することになりますよね。
また、70代や80代になると自分自身の老後の生活や死後のことなどを考えざるを得なくなります。
その時に司法書士が問題解決にお役に立てることがあります。
例えば、親が認知症になり不動産の売却や財産管理等ができなくなって後見人をつける必要が生じたときに、司法書士は家庭裁判所に提出する「後見開始の申立書」の作成をすることができます。親族に適任の後見人がいない場合は、司法書士が後見人になることもできます。後見人になった司法書士が在宅での生活が困難になった親の老人ホームを探したり、老人ホーム入所により空き家となった親の家の管理や売却等の処分をすることもできます。
親が亡くなって相続が発生した場合には、相続手続に法定相続人を確定するための親の出生まで遡った古い除籍謄本等が複数必要になりますが、「法定相続情報証明書」の取得を司法書士に依頼することによりその収集を代行することができます。親が自筆の遺言を残していた場合には、司法書士は家庭裁判所に提出する「遺言書の検認申立書」を作成することができます(法務局が保管していた場合と遺言書が公正証書の場合は検認は不要です)。司法書士は、相続人間の話し合いでまとまった遺産分割の内容を「遺産分割協議書」として書面化し、不動産の名義変更(相続登記)が行えます。希望があれば相続した預貯金の解約やその他の遺産の名義変更や処分等の遺産承継手続きを依頼することもできます。
自分自身が高齢になり遺言書の作成を考えたときに、司法書士は適切な内容の遺言書の作成を支援することができます。頼れる親族のいない高齢者の方が、将来認知症や身体障害になった場合に備えて、「任意後見契約」や「財産管理等委任契約」を締結して、司法書士に将来の財産管理や契約の代理を委任することができます。併せて、死後の葬儀や残務整理等について「死後事務委任契約」を締結して、司法書士に依頼することができます。
その他にも司法書士がお役にたてることがございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
講演会、研修講師実績
平成15年12月13日
立川市柴崎町 生活支援講座2
「日常生活のなかの「遺言」の考え方」
平成16年1月24日
女性グループ学級合同研修会
「成年後見制度・遺言について」
平成16年3月10日
地域あんしんセンターたちかわ講演会
「任意後見制度と遺言について」
平成16年7月
NPO法人シニアメイトサービス主催セミナー
「誰もが自分であり続けるために ― 知っておきたい成年後見制度 ―」
平成17年9月10日
昭島市民大学2年次課程「暮らしと健康、医療」コース
「成年後見制度について」
平成18年1月
市民福祉講座(国立市)、市民福祉講座(武蔵村山市)
「どうしますか?あなたの老後 ~ 成年後見制度と遺言」
平成18年10月22日
国立市社会福祉協議会
「成年後見制度と遺言」
平成19年2月2日
東京司法書士会三多摩支会 第5回法令実務研修会(成年後見研修第1回)
「法定後見の「後見」について」
平成19年3月24日
地域あんしんセンターたちかわ講演会
「任意後見制度の概要 ~自分の将来を考えませんか~」
平成19年10月4日
東大和市見守り・声かけ活動協力員研修会
「遺言と成年後見制度」
平成19年12月
東京司法書士会三多摩支会 第1回裁判事務教室
「建物明渡事件・事例報告」
平成20年7月5日
リーガルサポート東京支部 平成20年度初心者用セミナー第1回①
「法定後見等の相談、申立と審判前の保全処分について」
平成23年1月29日
NPOシニアメイトサービス 第2回市民後見人養成講座
「法定後見制度の概要 ― 後見・保佐・補助の違いを理解する ―」
平成23年9月13日
輝く女性プロジェクトin介護予防講座
「知っておきたい成年後見制度」
平成24年2月
東大和市社協あんしん東大和 親族後見人等研修会
「後見人の仕事について」
平成25年3月1日
地域あんしんセンターたちかわ 市民向け公開講座
「安心して老後を迎える為に ~今から考えること・やれること~」
平成27年8月7日
武蔵村山市社会福祉協議会 講演会
「任意後見制度と遺言 ~老後の安