相続
管理・活用
空き家を賃貸物件に活用した事例
1.【相談者様のお悩み】
1年前に大宮に住んでいる父が他界して、実家が空き家になっておりました。
相続により、実家を私が所有する事になったのですが、私は千葉に住んでいて、平日は仕事。休みは家族の時間に追われていて、実家の処分をどうしようか悩み続けていました。実家には愛着があるので、売らずに賃貸とし活用することができないか相談させて頂きました。
2.【ご相談内容詳細】
当団体所属の不動産鑑定士に、実家の不動産価値がどの位あるのか査定依頼がありました。相談者様と面談をする中で自宅から遠いため、実家を賃貸にして家賃収入を得たいとの相談があったことが今回の経緯です。
相談者様の実家は昭和61年(1986年)に建てられた戸建て住宅(3LDK)で、以前に屋根の防水工事は行っていたものの、室内のリフォーム等は行っておらず、リフォーム費用がかかる事になるので、資金計画についても相談したいという内容でした。
3.【解決に至るまでの流れ】
まず、当団体所属の不動産会社が周辺地域の家賃相場の調査を行いました。
家賃相場上、12万円で賃貸募集をして集客できる事が分かり、後はどこをリフォーム行うかを打合せしました。
相続をしてから、1年間空き家だった為、多少建物内部の傷みが発生していました。
相談者様からは、590万円の自己資金をリフォームに使用して、オシャレで開放感のある間取りに変えて、賃貸募集を行いたいという希望がありました。
当団体所属のリフォーム会社のデザイナーと相談者様の打ち合わせで提案があり、間取りを3LDKから2LDKに変更し、1階は開放感のあるリビングに変更しました。
また庭が多少広かった為、ウッドデッキの取り付けを追加で依頼。リフォームをした結果、新築のような室内環境に変貌を遂げました。
リフォーム費用が当初の見積もりよりオーバーしましたが、相談者様は快く快諾いただけました。その理由をお聞きしたところ、相談者様が12年後に定年退職を迎えるため、退職後に実家への転居を考えていること。
幼い頃から楽しかった家族との素敵な思い出が詰まっている実家に住んでいただける方にも楽しく、幸せな生活を過ごしてほしいという想いから、素敵な家に変えようと思ったそうです。
当初は家賃相場の12万円で募集する予定でしたが、当初の想定よりオシャレに仕上がったため14万円で賃貸を募集した所、すぐに決まり相談者様は安心されていました。
4.【ご相談者様の声】
今回、不動産鑑定士の方や不動産会社の方、リフォーム会社の方にとても親身にして頂き、また自分の想いを形にして頂き、本当に感謝しています。
今時、電話やメールで済まそうとする方が多いのですが、毎回面談して、不安点等も解消して頂き、担当者様の柔軟性とスピードと人間力には本当驚きました。今後も何か不動産の事で相談する際にはお願いしようと思っています。ありがとうございました、引き続き、宜しくお願い致します。
5.【担当者の一言】
今回のご相談者様は、ご実家を売却するか、賃貸にするかでとても迷っておりました。
お話ししていく中で、自己資金に余裕があり、将来的に愛着ある実家に住みたいという想いを持っていたため、売却よりも賃貸にしましょうというご提案に至りました。
リフォーム会社様もとても親身に現代の巧みな技をデザインして頂き、最終的には家賃も上がるというサプライズまでおきた為、とても満足されていました。
最後に、空き家は絶対に放置しない、どうしたら良いか分からなければ、トータルサポートしてくれる当団体にご相談ください。
今解決するか、後で解決するか、今だと思います!
現実と向き合って解決する事は、ご本人様もしくは将来的相続人様の為にも必要です。
今一度、相談されたい方は是非お気軽にご相談ください。
この記事の著者
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一般社団法人士希の会が運営する「空き家相続サービス」では空き家を中心とした不動産の相続に関するコラムや解決事例を紹介しています。空き家になった不動産の利活用や売却もしっかりサポート!不動産相続の専門家を調べることができるので、ご自身に合った専門家を見つけることができます。
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